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イギリスにはワーホリはあるの?

ワーキングホリデー(通称:ワーホリ)とは、日本と他の国との間で青少年に対して自国や地域の文化や生活を理解する機会を提供する制度です。

ワーキングホリデービザでは、観光だけでなく、現地の仕事に就いたり、学校に通うことができる、自由度の高いビザです。
現在、ワーホリで行ける国は、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、アイルランド、デンマーク、台湾、香港 、ポーランド、ポルトガル、ノルウェー、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、チェコ、アルゼンチン、チリの20カ国のみです。

イギリスでも、2001年4月から日本とワーホリ協定を締結していましたが、2008年に廃止されています。その代わりに、「Youth Mobility Scheme(ユース・モビリティ・スキーム)」というイギリスで仕事に就くことができるビザがあります

また、ワーホリビザは、青少年に海外について学ぶ機会を与えることが目的のため、ビザを申請できる年齢に上限があります

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イギリス「YMSビザ」とは

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「Youth Mobility Scheme(ユース・モビリティ・スキーム)」ビザを略して「YMSビザ」と呼びます。「YMSビザ」は、外国人がイギリスで一定期間仕事に就くことのできる「Tier5ビザ」のカテゴリーです。

YMSビザでは、イギリス現地で一時的な就労を許可するビザです。

18歳〜30歳までの青少年がYMSに申請することができます。申請条件やイギリスでできることも、従来のワーホリビザとあまり変わらず、現地の仕事に就くこともできますし、語学学校に通ったり、旅行することもできます。しかし、あくまでも「イギリスで仕事に従事することが目的」となります。

他のビザとはどう違うの?

YMSビザは、イギリス現地で仕事に従事するためのビザで、就労ビザ(ワークビザ)のひとつです。

通常、就労ビザを手に入れるためには、イギリスの企業から就労ビザももらわないと、現地の会社では働くことができません。

YMSビザでは、先に現地の企業から発行された就労ビザがなくても、イギリスに入国して、仕事を始めることができます。

YMSビザでは、仕事をすることが主な目的ですが、語学学校に通ったり、旅行をしたり、自由な時間も取ることができます。

海外留学で一般的に使われる、学生ビザでも現地のアルバイトをすることができますが、学生ビザの目的は、勉強することなので、アルバイトができる時間に制限があります。大体の国では週に20時間程度のことが多いようです。学生ビザでは、働くことができる時間に限りがあるため、応募できる 仕事の数も減ってしまうこともあります。

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イギリス「YMSビザ」申請方法

イギリスのYMSビザの発給は抽選で、日本人では毎年合計1,000人しかもらうことができません。応募者数はイギリス政府が今日評していないため、厳密にはわかりませんが、”宝くじにあたるより難しい”とも言われています。

YMSビザの申請では、まず応募期間中にイギリス政府にメールを送ります。抽選結果は1週間程度で決まり、抽選結果は当選者だけでなく落選した人にも送られてきます。

YMSビザに当選したら、当選メールに書かれているサイトから、申請フォームを入力し、ビザ発給料金とイギリスの国民保険料を支払うと、申請が完了します。

年齢 18〜30歳(ビザ申請完了時点)
申請場所 申請時にイギリス国外に在住していること
資金 £1,890(約27万円 ※2019年4月時点)
扶養家族 扶養家族がいる場合は不可
渡航歴 過去に旧ワーキングホリデーおよびYMSビザを取得したことがある場合は申請不可

実際に送ったYMS応募メール

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送付先 YMS2018_APPOINTMENT@vfshelpline.com
件名 FAMILY Fastname ー dd/MM/yyyy(生年月日)ーパスポート番号
例)MINIMAL Sachy ー 07/02/198 ー XX1234598
本文 NAME MINIMAL Sachy
Date of birth 07/02/1988
Passport Number TX000000
Country to submit the application Japan
Home and mobile phone number (81)-市外局番-電話番号/(81)-90-携帯番号

YMSの抽選は、以前は先着順の年もあったようですが、応募期間中に届いたメールの中から、ランダムに選ばれています。現在は先着順ではないので、落ち着いて期間内に送信しましょう。

また、当選確率を上げようとメールを何通も送ったり、メールアドレスを変えて複数送った場合は、不正となり当選しません。

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イギリス「YMSビザ」の当選報告メール

イギリスのYMSビザは毎年1,000人と、狭き門です。結果がでるまで仕事にも身が入らなくなります。YMSビザの当選結果がでるまでの間は情緒不安定になり、もし、落ちてしまってもがっかりしすぎないように悪い妄想をしたり、もし当選したら…と良い妄想もついつい考えてしまいます。

YMSビザに応募した2018年1月にはマレーシアに滞在していました。(抽選に通った場合、申請は日本で行うため申請の手続きを行う国は”日本”です。)

当選者の通知日がちょうどマレーシアからチェンマイへのフライトの日で、メールチェックがあまりできそうになく、ドキドキしていました。しかも、前日早朝までポーランド人と飲んでいたのでカオスな状況です。そのおかげで、当選結果を気にしなくて済んだのですが。なんとか空港に着き、飛行機に乗る直前に、最後にメールチェックをしていたら、なんと、当選メールが届いていました!

実際に、YMSビザの抽選に当選したときのメールです。

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隣の人にハイタッチしたくなるほど嬉しかったです。スマホのメールで軽く確認しただけなので、まったく信じられず、”幻覚なんじゃないか”とか、メールが間違えて届いているのではないかと不安を感じながらも、チェンマイについてバスに乗るために1時間以上待たされても幸福度が高かったですね。

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イギリス「YMSビザ」の抽選に落ちてしまったら

最近では、YMSビザの抽選日は1月と7月に年2回あります。

1月の応募で落選してしまっても、7月にもチャンスがあるので諦めずにまた応募してみましょう。

ワーホリビザには年齢制限があるので、あせっている人も多いですよね。他にもカナダやオーストラリアなど、わりと簡単に申請できる国もあるので、イギリスのYMSビザが下りなかった場合は、挑戦してみるといいですね。

ワーホリにおすすめのクレジットカードの選び方
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