気になるマルタの物価は!?
マルタは、ヨーロッパの中では物価が安い国と言われています。カフェやレストランを見た感じでは、他のヨーロッパより価格は安く、日本と同じか気持ち安いくらいの感覚です。
ヨーロッパでは外食が高いため、自炊をすることが一般的です。マルタも例外ではなく、自炊をする家庭が多いです。マルタで外食をすると、ランチで10ユーロ前後、ディナーでは20ユーロ前後で日本と同じくらいの価格です。
マルタは、東京23区の半分ほどの大きさの国なので電車はなく、主な交通手段はバスになります。6月中旬から10月中旬のハイシーズンでは、バスの料金は1回2ユーロ(約240円)、それ以外の時期はローシーズンで1回1.5ユーロ(約180円)です。バスのチケットは2時間有効なので、日本での交通費を考えると安いですね。
観光地でもあるセント・ジュリアンやスリーマのお土産物屋を見ても、ヨーロッパとは思えない低価格で商品が売られています。10ユーロで南国っぽい衣類も売られています。
マルタで買い物をするコツ
マルタにももちろん大型スーパーがありますが、それほど多いわけではありません。
- Green Supermarket(グリーン・スーパーマーケット)
- Park Tower Supermarket(パーク・タワー・スーパーマーケット)
- Super
グリーン・スーパーマーケットやパーク・タワー・スーパーマーケットは、大型で食品から食器・調理器具まですべて揃えることができます。オーガニック製品やアジア食材なども取り扱ってます。
Superはヨーロッパでよく見かけるスーパーマーケットです。
マルタには大型スーパー以外に、個人経営の八百屋や肉屋、魚屋があります。個人経営の小さいお店の方が新鮮で安く購入することができます。マルタでは大型スーパーはあまり多いとは言えないので、個人商店もうまく利用する方が賢いです。
個人商店の他にも、トラックで毎日売りに来る八百屋さんやお花屋さんもあります。農地直送なので、安くて新鮮な商品が手に入ります。
ドイツ系のディスカウントスーパー「Lidl(リドル)」もマルタに7店舗あります。保存のきく商品や水、生活用品はリドルで購入するのがおすすめです。
リドルで51セント(約61円)のビールを発見しました。スーパーで購入すると80セント〜1.5ユーロ(約96円〜180円)します。
リドルの冷凍食品もおすすめです。疲れている時や時間がない時に常備しておくと便利です。
小さな国で資源が少ないマルタでは、輸入品は高いか、他の国で購入するのと同じ価格で売られています。
マルタでの節約方法
ウォーターポイントを使う
マルタの水道水は、海水を処理して飲み水にしています。マルタの水道水は飲めますが、あまり味がよくないため、ペットボトルの水を飲むのが一般的です。2Lのペットボトルの価格は日本より10円〜20円くらい高く感じます。ディスカウントストアのLidlでは0.5ユーロ(60円)から、スーパーやミニスーパーで購入すると0.7ユーロ(約95円)ほどです。
マルタの街中を歩いていると、Waterpointという自動販売機を見かけました。水1リットルあたり15セント(約18円)で購入することができます。スティルス・ウォーター(炭酸のない水)とスパークリング・ウォーター(炭酸水)を選ぶことができます。
- グジーラ(マノエル島近くのガソリンスタンド)
- イムシーダ(マルタ大学から徒歩5分)
- サン・ジュワン(Lidlの近く)
- セント・ジュリアン(ゴールデン チューリップ ビバルディ ホテルの前)
- バルザン(中心地)
- リーヤ(ジョバンニ・カーミ・ハイアー・セカンダリー・スクールの近く)
- ルーカ(空港近くのガソリンスタンド)
- マルサクスロック(ツーリストオフィスの近く)
- メリッハ・ベイ
スーパーで購入するよりも4分の1の価格で購入することができてしまいます。マルタで自宅の近くや学校の近くにウォーターポイントを見つけたらうまく活用すると節約になります。
Tlinyaカードを登録する!
マルタのバスの料金は1回2ユーロ(約240円)、それ以外の時期はローシーズンで1回1.5ユーロ(約180円)と日本より交通費は安いですが、Suicaのようなチャージ式のバスカード「Tlinyaカード(タリーニャ・カード)」を登録すると節約できます。
個人登録したタリーニャカードは、1回の乗車が75セント(約90円)になり、1ヶ月あたりの料金上限もあります。登録してからカードが届くまでに、公式では2〜3週間かかると言われているので、1ヶ月以下の短期滞在では作るのが難しいです。しかし、実際に登録してみたところ、1週間で届いたので、時間がある場合は登録する方がおすすめです。
マルタで節約するコツ!まとめ
マルタでは、大型スーパー以外にも個人商店がたくさんあるので、買い物によってお店を使い分けることがコツです。また、夜8時〜22時にはほとんどのお店はしまってしまうので、時間をよく確認しましょう。