マルタで使えるSIMカード
マルタでは、「MCA FREE Wi-Fi Malta」という街中で使える公衆Wi-Fiや、マルタの主な交通手段であるバスでもフリーWi-Fiを利用することができます。ほとんどのレストランやカフェでも無料でWi-Fiを利用することができます。マルタの語学学校でもWi-Fiが備わっているので、SIMカードがなくても生活をすることができます。
私は3ヶ月マルタに滞在しましたが、運悪く2回も停電が起こり、Wi-Fiが使えない状況になりました。停電の時でも、キャリアの電波は使えるので、SIMを契約しておくと安心です。
マルタに長期滞在したり、アルバイトを探す場合には、電話番号が必要になることもあります。また、問題が起きたときのために電話番号があることやネットがいつでも使えるように備えておくことが大切です。
のどかなマルタですが、公衆Wi-Fiを使うことはリスクもあるので、対策も必要です。
マルタで有名なキャリア
- Vodafone(ボーダフォン)
- GO(ゴー)
- melita(メリタ)
マルタをはじめとしたヨーロッパ圏では、Vodafoneが普及しています。マルタのキャリアではVodafoneとGOが最大手としてふきゅうしています。melitaはVodafoneと比べると安いですが、ショップがあまりないため、SIMを購入しづらいです。
マルタの語学学校では、入学時にSIMカードをくれる学校が多くあります。キャリアによって、SIMを初めて購入するときに’最低額’があるので、語学学校に通う場合は、事前に確認ておきましましょう。
3大キャリアの料金プラン比較
Vodafone
事前に支払った分だけ利用できるプリペイドプラント、毎月定額のマンスリープランがあります。
VodafoneのプリペイドSIMを購入する場合、最初はSIMをアクティベーテョンする(=有効にする)ために、最低でも10ユーロをTop-Upする必要があります。(ネット通信のみ)
私の通っている語学学校ではVodafoneのSIMカードを無料で配布していました。他の語学学校のブログを見ていても、VodafoneのSIMを配布している学校が多いようです。語学学校でSIMをもらった場合は、店舗に行かなくても、オンラインでTop-Upすることができます。
1番安いプランで、2.5GB、5.99ユーロからSIMをおうできます。料金プランによって、SIMの有効期間が14日〜28日と違います。
Vodafoneのマンスリープランは、19GB、25ユーロからなので、割高に感じますが、SNSや音楽アプリのデータ通信が無料なので、エンターテイメント向きの料金プランです。
GO
GOは、Vodafoneに続いくマルタの主要キャリアです。私はGOのプリペイドプラン4GB〜8GBを利用していました。GOの良い点は、プリペイドプランでもAmazonミュージックやAppleミュージックのデータ通信量が無料で利用できることです。
プリペイドプランでは、500MB、5ユーロから購入できます。27歳以下の人は割引プランもあります。
マンスリープランでは、12GB、35ユーロから購入できます。
melita
melitaのプリペイドプランでは、はじめに600MB/10ユーロか1.5GB/20ユーロでSIMカードを購入します。
割高かな…。と思いましたが、melitaのSIMを持っていれば、500MB/3ユーロから必要に応じてチャージすることができます。
melitaのマンスリープラン(ポストペイド)では、21GB、25ユーロから利用できます。
melitaのSIMを使っていれば、マルタの街中にあるmelitaの公衆Wi-Fiを無料で利用することができます。
マルタの通信キャリアまとめ
Vodafone、GO、melitaのいずれも、マルタだけでなく他のEU圏の国でもそのまま利用することができます。料金価格は似たり寄ったりですが、毎月ある程度データを使うのでGOのプリペイドプランを選びました。現在使っているスマホに音楽が入っていないので、Amazonミュージックのデータ通信が加算されないという点もメリットでした。Amazonミュージックは洋楽の歌詞も見ることができるので、マルタに語学留学で来ている方にもおすすめです。