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イギリスでアルバイトをすることで、英語を使う機会が増える、交友関係が広がるなどのメリットがあります。また、物価の高いイギリスで生活をしていく上で、アルバイトをしていた方が、生活にも余裕がでて、イギリス生活をもっと楽しむことができますね。

ここでは、イギリスでアルバイトに応募するときに必ず必要になる「CV」の書き方を解説します。

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イギリスでアルバイトを探す時の「CV」とは?

イギリスで、アルバイトや就職をするときには、「CV」という、履歴書が必要です。「CV」とはラテン語の「Curriculum Vitae」の略です。「Curriculum Vitae」とは、英語で「Course of Life」という意味です。

イギリスの他にも、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドなどでは、履歴書のことを「CV」と呼びます。ちなみに、アメリカやカナダなどの英語圏では、履歴書は「Redume(レジュメ)」と呼ばれます。まずは求人サイトなどで、気になる求人を見つけたら、「CV」を送り、書類審査に通過したら面接という流れになります。

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日本の履歴書とイギリスのCVの違いとは

日本の履歴書

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海外のCV

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CVの見た目は、日本語の履歴書とはかなり違います。日本での履歴書はコンビニや文具店で売っているような履歴書の書式がほとんど決まっていますが、CVでは決まった書式というものはありません。

日本の履歴書とイギリスのCVの大きく違うところをピックアップしてみると、

  • 写真はいらない
  • 職歴や学歴は新しいものから書く
  • 文章にしない

といった点が挙げられます。

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CVを書く時のポイント

日本の履歴書と大きく違うイギリスのCVですが、CVを書く時のポイントはどうでしょうか。

  • 国籍などの差別に繋がる情報は載せない
  • ビザの種類は書く必要がない
  • 文章は簡略化して、シンプルに書く
  • 応募する求人に関係のない職歴は書かない
  • 読みやすいフォントを選ぶ
  • アピールポイントは大げさに!

つまり、以下の情報は差別や先入観に繋がる仕事とは関係のない個人情報なのでCVを書くときに必ずしも必要ではありません

  • 性別
  • 生年月日
  • 国政
  • 通勤時間
  • 志望動機
  • 退職理由
  • 過去の年収、希望の年収など
  • 配偶者・子供の有無、家族構成

もちろん、応募条件に記載されている場合は必ず記載します。志望動機や退職理由などは、カバーレターに記載します。

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CVの書き方解説

CVは、カバーレターと履歴書で構成されます。

カバーレターとは、履歴書に添付する送付状のことで、志望動機や自己PRなどのアピールを書いて採用担当者に興味を持ってもらうためのものです。

CVを書くときの表現

CVでは、きっちりとした文章を使いません。シンプルに伝えたい情報を載せることが必要となります。

  1. 主語は省略する

  2. I, Youなどの主語は省略して動詞から書き始めます。

  3. 冠詞「a, the」は意味が通じる場合は省略する
  4. アラビア数字を使用する
  5. 「Three years」などの表現は用いず、3 yearsと表現します。

「Personal Detail」個人情報

  1. 氏名
  2. フォントの字体、大きさを変えて目立つようにします。

  3. 住所
  4. 住所の英語表記は、日本と逆で番地から書きます。
    「番地、町、シティ、郵便番号」

  5. 電話番号
  6. メールアドレス

国籍や、第一言語などは差別に繋がる余計な情報となるので省きましょう。

「Objective」希望職種

志望する職種やポジションと理由を書きます。志望動機ではないので簡潔に書きましょう。

「Qualofications」資格・スキル

応募する求人に関係のある、スキル、経験、業績を書きます。

「Work Ecperience」 職歴

職歴を最近のものから順に記載します。

ここでも、志望職種と関係のない仕事は書かず、アピールポイントになるもののみを書きます。

  • 働いた時期
  • 会社名、所在地
  • ポジション、仕事内容

「Education」学歴

学歴も新しいものから順に記載します。日本の履歴書と違い、大学以上の学位の記載のみで大丈夫です。

文系
学士号 B.A. in 〇〇〇 Bachelor of 〇〇〇
修士号 M.A. in 〇〇〇 Master of 〇〇〇
博士号 PhD in 〇〇〇 Doctor of 〇〇〇
理系
学士号 BSc. in 〇〇〇 Bachelor of Science in 〇〇〇
修士号 MSc in 〇〇〇 Master of 〇〇〇
博士号 PhD in 〇〇〇 Doctor of 〇〇〇

文系は「Bachelor of Arts」の略で、「B.A. / BA / AB」と書きます。理系は「Bachelor of Science」の略で、「B.S. / BS / B.Sc. / BSc」と表記します。「S.B. / SB / Sc.B.」と書くこともありますがあまり一般的ではありません。表記方法がたくさんあるので、ドットやスペースがいるのかどうかなど悩みますが、「B.A.またはB.Sc.」を使えば間違いありません。初めてイギリスでCVを送ったとき、文系と理系を間違えまてしまったことがありますが合格したので、面接官の性格や勤務条件・面接内容の方がみられている気がします。

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CVを書くときのファーマットとフォント

用紙サイズ A4サイズ
枚数 1〜2枚
フォント Times New Roman、Helvetica、Arialが一般的
フォントの色 黒のみ
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