ロンドンの楽しみが尽きない!おすすめのストリート・マーケット
ロンドンには、1,000以上のストリート・マーケットがあります。マーケットによって、ハンドメイド製品が多かったり、最先端のファッションが集まるマーケット、古着やアンティークが集まるマーケット、多国籍な食事が楽しめるマーケットなど様々です。
とくに有名で観光にもおすすめのストリート・マーケットは10箇所あります。
- カムデン・ロック・マーケット(Camden Lock Market)
- ポートベロー・マーケット(Portobello Market)
- バラ・マーケット(Borough Market)
- グリニッジ・マーケット(Greenwich Market)
- ブリック・レーン・マーケット(Brick Lane Market)
- オールド・スピタルフィールズ・マーケット(Old Spitalfields Market)
- ペチコート・レーン・マーケット(Petticoat Lane Market)
- コロンビア・ロード・フラワー・マーケット(Colombia Road Flower Market)
- ブロードウェイ・マーケット(Broadway Market)
- ブリクストン・ビレッジ・マーケット(Brixton Village Market)
マーケットごとにテーマが異なります。毎日開催されるマーケットや週末だけ開催されるマーケットなど曜日も違うので、他のロンドン観光と合わせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ロンドナーの若者や観光客にに人気のマーケットをエリアごとにまとめました。
ノースロンドン
カムデン・ロック・マーケット(Camden Lock Market)
カムデン・ロック・マーケットは、店舗数は1,000店舗以上とロンドンで最大のマーケットです。古着をはじめとしたセカンドハンドのお店が多く並び、ロンドナーの若者に人気が高いマーケットです。ロンドンの原宿という雰囲気のマーケットです。
観光客にも人気が高く、週末には10万人も訪れて、最寄駅は入場規制がかかることも。周辺にはクラブやライブハウスも立ち並び、音楽好きにも人気の高いエリアです。
カムデン・マーケットは4つのエリアからなり、ステイブルズ・マーケット(Stables Market)、カムデン・ロック(Camden Lock)、ロック・ヴィレッジ(Camden Lock Village Market)、バックストリート・マーケット(Buck Street Market)があり、まるでロンドンの縮図のようなマーケットです。
【みどころ】 | 古着、アクセサリー、音楽 |
【最寄駅】 | カムデン・タウン駅(Camden Town)徒歩5分 |
【営業時間】 | 毎日 9:00~18:00 |
【サイト】 | Camden Lock Market |
カムデン・パッセージ・マーケット(Camden Passage Market)
’カムデン’と名前が付いていますが、カムデン・ロック・マーケットとはまったく別の場所にあります。アンティークのお店が多く、閑静な街並みです。もともとアンティークショップが多かった地域です。
【みどころ】 | アンティーク |
【最寄駅】 | エンジェル駅(Angel)から徒歩3分 |
【営業時間】 | 毎週水曜日 7:00〜14:00 毎週土曜日 8:00〜16:00 |
【サイト】 | Camden Passage Market |
ウェストロンドン
ポートベロー・マーケット(Portobello Market)
映画「ノッティング・ヒルの恋人」でも有名な欧州最大のアンティークマーケットで、40年の歴史があります。
最寄駅のノッティング・ヒル・ゲートからマーケットまでの道脇にはカラフルな露店が並びます歩くのが楽しいです。マーケットは大まかに3つのエリアに別れていて、ノッティング・ヒル・ゲート駅側から、アンティーク市、青果・日用雑貨、ラドブローク・グローブ駅(Ladbroke Grove)周辺は古着・アクセサリーの露店が並びます。
ポートベロー・ロード周辺は、カリビアン諸国出身の人が多く、週末にはカリビアンミュージックのレコード店も出展されます。ストリートパフォーマーも多く、賑やかなマーケットです。
毎年8月末にはロンドン最大のお祭りの一つノッティング・ヒル・カーニバルが開催され、イギリス中から多くの人が集まります。
【みどころ】 | アンティーク、古着、フード |
【最寄駅】 | ノッティング・ヒル・ゲート駅(Notting Hill Gate)から徒歩5分 |
【営業時間】 | 9:00~18:00 木曜日9:00~13:00 日曜日:24時間 |
【サイト】 | Portobello Market |
アクラム・ビレッジ・マーケット(Acklam Village Market)
ポートベロー・マーケットの1本隣の通りにあるマーケットです。スペイン料理、シンガポール料理、ギリシャ領地など多国籍料理が楽しまます。
【みどころ】 | フード |
【最寄駅】 | ラドブローク・グローブ駅(Ladbroke Grove) |
【営業時間】 | 土日11:30~19:30 |
【サイト】 | Acklam Village Market |
シェパーズ・ブッシュ・マーケット(Sherpherd's Bush Market)
庶民的なマーケットで、昔ながらの生地や日用品店が並びます。2016年の夏に再開発をされ、おしゃれなカフェやクラフトの露店もあります。シェパーズ・ブッシュ・マーケットから歩いて10分のところにロンドン最大級のショッピングモールウェストフィールドもあります。
【みどころ】 | 生地、フード |
【最寄駅】 | シェパーズ・ブッシュ・マーケット駅(Shepherd's Bush Market)から徒歩1 |
【営業時間】 | 月曜日〜土曜日9:000~18:00 日曜日定休 |
【サイト】 | Sherpherd's Bush Market |
アルフィーズ・アンティーク・マーケット(Alfies Antique Market)
1976年にオープンした屋内型のアンティークマーケットです。約70件のアンティークショップが並び、世界中からバイヤーが集まるマーケットです。
レトロなドレス’バーレスク’(古いキャバレー)スタイル好きの若者に再注目されています。
屋上にはカフェもあります。
【みどころ】 | アンティーク |
【最寄駅】 | メリルボーン駅(Marylebone)から徒歩5分 |
【営業時間】 | 月曜日〜土曜日10:00~18:00 日曜日、月曜日定休 |
【サイト】 | Alfies Antique Market |
イーストロンドン
ブリック・レーン・マーケット(Brick Lane Market)
ロンドンの下町・イーストエンドにあるマーケットです。ヴィンテージやリメイク物のファッションが集まります。ストリートアートもところどころあり、ブリックレーンのみどころの一つになっています。
周辺にあるサンデー・アップマーケットやバックヤード・マーケットなども含めてブリック・レーン・マーケットと総称されることもあります。
【みどころ】 | ファッション |
【最寄駅】 | アルドゲート・イースト駅(Aldgate East)から徒歩5分 リバプール・ストリート駅(Liverpool street)から徒歩10分 |
【営業時間】 | 土曜日11:00~17:00 日曜日10:00~17:00 |
【サイト】 | Brick Lane Market |
サンデー・アップ・マーケット(Sunday Upmarket)
ブリック・レーン・マーケットから徒歩1分にあるマーケットです。古着やジュエリーの露店が並んでいます。手作り感が楽しめるマーケットのひとつです。
【みどころ】 | 古着、ジュエリー |
【最寄駅】 | アルドゲート・イースト駅(Aldgate East)から徒歩5分 リバプール・ストリート駅(Liverpool street)から徒歩10分 |
【営業時間】 | 日曜日10:00~17:00 |
【サイト】 | Sunday Upmarket |
オールド・スピタルフィールズ・マーケット(Old Spitalfields Market)
ブリック・レーン・マーケットから徒歩5分にあります。若いロンドナーにも人気のマーケットです。ハンドメイドの商品からアンティークまでさまざまなものが売られています。若手のデザイナーの作品や、一点ものが並びます。曜日によってテーマが変わるので、調べてからいくといいです。
【みどころ】 | ファッション、アンティーク、フード 曜日によってテーマが変わる |
【最寄駅】 | リバプール・ストリート駅(liverpool Street)から徒歩5分 |
【営業時間】 | 月曜日〜金曜日9:00~17:30 土曜日11:00~17:00 日曜日9:00~17:00 |
【サイト】 | Old Spitalfields Market |
ペチコート・レーン・マーケット(Petticoat Lane Market)
正式にはマーケットがある通りは、ミドルセクス・ストリート(Middlesex St.)ですが、17世紀にこのあたりに住み着いたフランス人の絹織物技術者たちが、ペチコート(スカートの下に履く女性用の下着)作りのスペシャリストだったことから、’ペチコート・レーンと呼ばれています。
主な商品は、衣料品や毛皮製品、バッグなどで低価格で売られています。ロンドンの労働階級の英語’コックニー’が飛び交う下町感のあるマーケッットです。
オールド・スピタルフィールズ・マーケットから徒歩5分、ブリック・レーン・マーケットから徒歩10分です。
【みどころ】 | 衣料品 |
【最寄駅】 | リバプール・ストリート駅(Liverpool Street)から徒歩5分 オルドゲート駅(Aldgate)から徒歩5分 |
【営業時間】 | 月曜〜金曜8:00~16:00 日曜日9:00~14:00 土曜日定休 |
【サイト】 | Petticoat Lane Market |
ブロードウェイ・マーケット(Broadway Market)
ロンドン・イーストエンドの北部にあるマーケットです。規模は小さいですが、活気に満ちていて、食材や食べ物の露店がぎっしり並んでいます。
近くには、ファーマーズマーケットのLondon Fields Sunday Marketもあります。
【みどころ】 | フード |
【最寄駅】 | ロンドン・フィールズ駅(London Fields)から徒歩5 |
【営業時間】 | 月曜日〜土曜日8:00~22:00 |
【サイト】 | Broadway Market |
コロンビア・ロード・フラワー・マーケット(Colombia Road Flower Market)
ガーデニングが盛んなイギリスらしいフラワーマーケットです。観葉植物、切り花、ハーブやガーデニンググッズもそろっています。
リバプール・ストリート駅からバス(26番または48番)で約15分で行くこともできます。
サウスロンドン
バラ・マーケット(Borough Market)
ロンドンの観光名物のひとつでもあるロンドン・ブリッジを南側に渡り徒歩5分のところにあります。バラ・マーケットは、11世紀ごろから存在したと言われ、ロンドンでもっとも古い市場のひとつです。
野菜や肉、魚、チーズ、パンなど、イギリス国内だけでなく、ヨーロッパ中から吟味された食品がそろっています。オーガニック食品の取り扱いももちろんあります。試食をしたり、サンドイッチを頬張りながら見て回るのが楽しいマーケットです。
【みどころ】 | フード |
【最寄駅】 | ロンドン・ブリッジ駅(London Brifge)から徒歩4分 |
【営業時間】 | 月曜〜木曜10:00~17:00 金曜日10:00~18:00 土曜日8:00~17:00 日曜日定休 |
【サイト】 | Borough Market |
グリニッジ・マーケット(Greenwich Market)
ロンドンでアート、クラフト、アンティーク、コレクタブルがそろっているマーケットです。ユニークな商品も多いので、ユニークなおみやげや、掘り出し物が見つかります。
木曜、金曜はアンティークやコレクタブル、水曜と週末はクラフトやデザインのお店が多くなります。早めに閉めてしまうお店もあるので午前中に行くほうがおすすめです。
リバーボートでGreenwich Pierまで行き、アクセスするのもおすすめです。
【みどころ】 | クラフト、アンティーク、コレクタブル |
【最寄駅】 | グリニッジ駅(Greenwich)から徒歩8分 グリニッジ桟橋(Greenwich Pier)から徒歩2分 |
【営業時間】 | 毎日10:00~17:30 |
【サイト】 | Greenwich Market |
バーモンジー・マーケット(Bermondser Market)
現代アートのギャラリー’ホワイト・キューブ’や個性的なお店が集まる今話題のエリアにあります。バーモンジー・マーケットは、昔は盗品を売りさばいていたことから、’どろぼう市’とも呼ばれていました。今は掘り出し物のアンティークなどに出会えます。
【みどころ】 | アンティーク |
【最寄駅】 | ロンドン・ブリッジ駅(London Bridge)から徒歩14分 |
【営業時間】 | 金曜日6:00~14:00 |
【サイト】 | Bermondser Market |
モルトビー・ストリート・マーケット(Maltby Street Market)
多くの屋台やレストランが立ち並び、週末になるとロンドンの美食家が集まるマーケットです。バラ・マーケットと比べるとおしゃれなグルメな印象です。
【みどころ】 | フード |
【最寄駅】 | バーモンジー駅(Bermondser)から徒歩12分 ロンドン・ブリッジ駅(London Bridge)から徒歩15分 |
【営業時間】 | 土曜日10:00~17:00 日曜日11:00~16:00 |
【サイト】 | Maltby Street Market |
フラット・アイアン・スクエア(Flat Iron Square)
高架橋に広がるマーケットで、ストリートフードマーケットやビアガーデン、アンティークマーケットが集まる複合型マーケットです。バンクサイドと呼ばれる再開発が進んでいるエリアにあります。バラ・マーケットから歩いて5分の場所です。サザーク・ストリート(Southwark Street)とユニオン・ストリート(Union Street)から入ることができます。
ストリートフードの屋台やバー、多国籍な料理が集まっています。広場では、毎週末、ヴィンテージのマーケットや音楽イベントが開催されています。
【みどころ】 | フード、アンティーク |
【最寄駅】 | ロンドン・ブリッジ駅(London
Bridge)から徒歩8分 バラ駅(Borough)から徒歩12分 |
【営業時間】 | 土曜日11:00~24:00 日曜日10:00~20:00 月曜日12:00~21:00 火曜〜金曜日12:00~24:00 |
【サイト】 | Flat Iron Square |
ブリクストン・ビレッジ・マーケット(Brixton Village Market)
ブリクストンは、アフリカ系・カリブ系の移民が多く、治安が悪いと言われていたエリアですが、ここ最近ではマーケットなど再開発され、ロンドンのおしゃれなスポットとして注目を集めています。
アーケードの商店街で、アフリカンらしいレトロポップなお店が立ち並びます。
ブリクストン駅の裏側には昔ながらのブリクストン・マーケットもあります。ブリクストン・マーケットでは、毎週日曜にファーマーズマーケットが開催されています。
【みどころ】 | 雑貨、カフェ |
【最寄駅】 | ブリクストン駅(Brixton)から徒歩3分 |
【営業時間】 | 火曜〜日曜8:00~23:30 月曜8:00~18:00 |
【サイト】 | Brixton Market |
セントラル・ロンドン
アップル・マーケット(Apple Market)
ショッピングセンターや交通博物館などがあるコヴェント・ガーデンの中にあるマーケットです。コヴェント・ガーデンは、オードリー・ヘップバーン主演の映画「マイ・フェア・レディ」の舞台としても有名です。
アップル・マーケットは、映画「マイ・フェア・レディ」に出てくる市場に似せて造られています。吹き抜けの天井の下にたくさんの屋台がぎっしり並んでいます。ハンドメイドの服やバッグ、アクセサリーなどがおすすめです。コヴェント・ガーデン内にもカフェやショップがあるので、おみやげの購入にもうってつけです。
コヴェント・ガーデンの周辺には、ライブハウスや劇場などがたくさんあるので、観光のついでに寄れます。
【みどころ】 | ハンドメイド、クラフト |
【最寄駅】 | コヴェント・ガーデン駅(Covent Garden)から徒歩3分 |
【営業時間】 | 月曜〜土曜10:00~18:00 日曜日11:00~17:00 |
【サイト】 | Apple Market |
ジュビリー・マーケット(Jubilee Market)
ジュビリー・マーケットは、アップル・マーケットのすぐにあります。
曜日ごとにマーケットが異なり、月曜日はアンティークやコレクタブル、平日はジェネラルマーケット、土日はアートやクラフトがテーマになっています。
【みどころ】 | アンティーク、クラフト |
【最寄駅】 | コヴェント・ガーデン駅(Covent Garden)から徒歩3分 |
【営業時間】 | 月曜日5:00~17:00 火曜〜金曜10:30~19:00 土曜・日曜10:00~18:00 |
【サイト】 | Jubilee Market |
レドンホール・マーケット(Leadenhall Market)
「ハリーポッターと賢者の石」の撮影地になったマーケットです。ダイアゴン横丁と繋がるパブ「漏れ鍋」があるマーケットです。レドンホール・マーケットができたのは14世紀、約700年の歴史を持ち、ロンドンでもっとも古いマーケットのひとつです。1666年のロンドン大火で、一部が焼けてしまいましたが、1881年にタワー・ブリッジや様々なマーケットの設計を手がけたホーレンス・ジョーンズにより再建されました。1991年に際装飾をほどこす改修が行われ、現在の豪華な景観になりました。建物は重要文化建築物に指定されています。
グレイス・アンティーク・センター(Grays Antique Centre)
約200店舗のアンティークディーラーが集まっています。家具や銀製品、ガラス製品、陶磁器の取り扱いがあり、掘り出し物に出会える可能性大です。
【みどころ】 | アンティーク |
【最寄駅】 | ボンド・ストリート駅(Bond Street)から徒歩1分 |
【営業時間】 | 月曜〜金曜10:00~18:00 土曜日11:00~17:00 日曜日 定休 |
【サイト】 | Grays Antique Centre |