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セルビアはなぜノマドにおすすめ!?

日本では、「セルビア」という国名はあまり聞きなれませんよね。

オンライン英会話レッスンなどでは、セルビア人の講師を雇っているところが多く、英会話に興味のある人は聞いたことがあるかもしれません。

以前、マレーシアでノマドしていたときに、イタリア人のおじさんから「ヨーロッパに行くならセルビアがおすすめだぁよ〜」なんて聞いたことがあります。物価が安くて、インターネット環境も悪くないし、街もきれいだと言っていましたね。

イギリスに行きたいけれど、お金がない!ということで、セルビアに一時避難してノマドしてみようかと思いついたので、セルビアで暮らす場合の費用などについて調べてみました。

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セルビアってどんな国!?

セルビアは東ヨーロッパに位置し、旧ユーゴスラビアのひとつです。歴史が複雑なのでだいたいですが、旧ユーゴスラビアは2006年までに解体し、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、マケドニア共和国、スロベニア、モンテネグロの7カ国に別れて独立しました。なかでもセルビアは、ユーゴスラビアの中心であった場所です。

外務省のセルビア基礎データによると、人口は712万人(2011年国勢調査)、宗教はセルビア正教(セルビア人),カトリック(ハンガリー人)等のようです。人口のうち、83%がセルビア人、4%がハンガリー人とのことです。

セルビアで英語は通じる!?

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セルビアでの言語は、公用語がセルビア語で、他にハンガリー語も使われるそうです。YOUTUBEでセルビア語の動画をみてみました。ぜんぜんわからないのですが、ロシア語とかイタリア語に似ている印象です。セルビア語はキリル文字やラテン文字を使って表記するそうで、「одлика」など日本で顔文字で使われる記号で表されます。セルビアで迷子になったら大変そうですね。

問題は、セルビアで英語が通じるのか、ということです。オンライン英会話でセルビア人講師と話したときは、きれいな発音の英語だった印象です。セルビア在住の人や旅行者の人のブログを読んでみると、「セルビアではあまり英語は通じない」と言った感じですかね。おそらく日本やフランスと同じくらいの感じだと予想します。英語を話せる人もいるけれど、「市場やバスなどのローカルで英語はほぼ伝わらない」のでしょう。

親日国家セルビア

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セルビアでは親日家も多いそうで、東日本大震災のときには欧州で1番の義援金を支援してくれたそうです。セルビアの平均月収は3~4万円程度、しかも失業率は実質30%で、生活も贅沢とは言えない国のようですが、2億円以上の義援金を送ってくださいました。

なぜ、セルビアで日本を応援してくれる人々が多いのかというと、旧ユーゴスラビアからセルビアが独立するとき、欧州のほとんどは反対姿勢でしたが、日本が比較的中立な立場でいたことや、明石康氏が旧ユーゴ国連事務総長特別代表として紛争の解決に努めたこと、セルビアが民主化した2000年以降では、日本はセルビアの生活水準向上のため、インフラ整備など231億円にのぼる支援金を送ったそうです。

また、日本文化や武道に関心も高いようです。

セルビアは「美人大国」

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セルビアといえば、美人が多いです。

まだ、セルビアに行ったことも、セルビア人に会ったこともないので真相はわかりませんが、YOUTUBEでもセルビア人の美人ネタはたくさんあります。

セルビア人の見解では、旧ユーゴスラシアの中心部にあたるセルビアは、交易の盛んな土地でロシア、ヨーロッパ、中東などの混血が多いそうです。遺伝子学的に、優性遺伝するので混血だと美人になりやすくなるそうです。

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セルビアに行くには

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セルビアに行くために、飛行機のチケットはどのくらいかかるのか調べてみました。

ちょうど行きたいのが、年末で調べてみたところ乗り継ぎ1回だと6万円〜10万円で17時間で着くようです。直行便はないようですね。

わたしは、セルビアに行く前後にロンドンに行かなければならないので、ロンドンーセルビアの飛行機を調べてみると1回乗り継ぎでは1万円台から、直行便では4麺円台で2時間くらいで着くようです。

日本人がセルビアに観光に行く場合、90日間はビザなしで入国することができます。

セルビアでの滞在は6ヶ月のうち90日以上滞在する場合は、ビザが必要になるそうなので、何度も出入国をする場合や、節約するためにセルビアに行きたい場合は注意が必要ですね。

ビザなしでセルビアに滞在する場合でも、24時間以上セルビア国内に滞在する場合は、警察に行って「滞在登録」をしなければなりません。ホテルに滞在する場合は、ホテル側で手続きをしてくれる場合もありますし、知人宅に泊まる場合は、泊まる家のホストと一緒に、入国から24時間以内に警察署に行く必要があります。

「滞在登録」をしたときに渡される「滞在証明書」を持っていないと、出国できなくなる場合があるようです。セルビア人でも「滞在登録」について知らない場合もあるので、セルビア旅行前にしっかりと確認しましょう。

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セルビアの物価

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セルビアの物価、気になりますよね。セルビアの物価を調べてみました。

セルビアの通貨は、セルビア・ディナール(RSD)で、1RSD = 1.1円(2018.12月現在)です。為替レートが、日本とほぼ同じなので、暗算が苦手な人でも物価がわかりやすいですね。

セルビアの首都ベオクラードでの物価について調べてみました。

食品 お米 1kg 164円
ニンジン 11円
ジャガイモ 13円
鶏ムネ肉 77円
サーモン(輸入) 440円
プレシュカヴィッツァ(セルビアのハンバーガー) 220円
カフェのコーヒー 198円円
レストランで食事 1,100円
ペプシ 500mL 78円
小さいポテチ 32円
コールスロー 100g 22円
ビール 500mL 76円
ビール 2L 198円
乗り物 トラム 165円
タクシー初乗り 187円

ビールめちゃくちゃ安いです!ビール2リットルがカフェと同じで、お酒好きにはたまりませんね!

セルビアは自然豊かな国なので、野菜やお肉は安いですが、海がないためサーモンなどの輸入製品は高くなってしまうみたいです。マクドナルドやKFCもありますが、ほかの物価に比べると割高で、セルビアでは高級品みたいです。プレシュカヴィッツァと呼ばれる現地のハンバーガーは100円〜200円くらいで変えてしまうので、ノマドワーカーには嬉しいですね。カフェもそんなに高くなさそうです。

全体として、ベオグラードの物価は日本の3分の一くらいでしょうか。タイと同じくらいですかね。

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セルビアの滞在費は

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セルビアの首都ベオグラードでの宿泊費を調べてみました。

agodaで検索してみると、ドミトリーなら一泊700円〜、シェアアパートメントなら一泊1,000円台〜、ホテルは一泊3,000円〜あるようです。高級ホテルも1万円〜2万円で泊まることができちゃいます。

Airbnbでは、アパート貸切で1ヶ月3万円くらいからですね。1ヶ月5万円くらいだときれいなお部屋も多そうでした。

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セルビアの首都ベオグラードのコワーキングスペース

首都ベオグラードのコワーキングスペースを調べてみると、10件以上コワーキングスペースがあるようです。意外と充実している印象です。

Minimal travelerCoworking@Belgrade
Co-working 営業時間 価格 価格(JPY)
BUSINESS CENTER - INCUBATEUR CCIFS Mon - Fri 8am - 8pm
Sat Closed
Sun Closed
1 DAY / 15 EUR
1 WEEK / 60 EUR
1 MONTH / 180 EUR
1 DAY / ¥1,926
1 MONTH / ¥23,115
icowork Mon - Fri 10am -5pm
Sat Closed
Sun Closed
1 DAY / 18 EUR
1 WEEK / 84 EUR
1 MONTH / 180 EUR
1 DAY / ¥2,311
1 WEEK / ¥10,787
1 MONTH / ¥23,115
ICT Hub Mon - Fri 8am - 9pm
Sat Closed
Sun Closed
1 DAY / 12 EUR
1 WEEK / 45 EUR
1 DAY / ¥1,540
1 WEEK / ¥5,779
Impact Hub Belgrade Mon - Fri 24 HOUR
Sat Closed
Sun Closed
Hub40 65 EUR
Hub100 130 EUR
HubUnlmtd 180 EUR
Hub40 / ¥8,346
Hub100 / ¥16,693
HubUnlmtd / ¥23,114
In Centar Mon - Fri 8am - 8pm
Sat 10am - 2pm
Sun Closed
1 DAY / 10 EUR
1 WEEK / 80 EUR
1 MONTH / 140 EUR
1 DAY / ¥1,284
1 WEEK / ¥10,273
1 MONTH / ¥17,978
NewHub Mon - Fri 9am - 5pm
Sat Closed
Sun Closed
1 DAY / 1,800 RSD
1 WEEK / 9,600 RSD
1 DAY / ¥1,956
1 WEEK / ¥10,433
NOOK ArtHub Mon - Fri 8am - 8pm
Sat Closed
Sun Closed
1 DAY / 9.7 EUR
1 WEEK / 37 EUR
1 MONTH / 9.7 EUR
1 DAY / ¥1,246
1 WEEK / ¥4,751
1 MONTH / ¥13,740
Nova Iskra Mon - Fri 8am - 7pm
Sat Closed
Sun Closed
1 DAY / 12 EUR 1 DAY / ¥1,540
Share Square Mon - Fri 8am -12pm
Sat 8am -12pm
Sun 8am -12pm
1 HOUR / 1.6 EUR
1 DAY / 7.5 EUR
1 WEEK / 42 EUR
1 MONTH / 130 EUR
1 HOUR / ¥205
1 DAY / ¥963
1 WEEK / ¥5,393
1 MONTH / ¥16,693
Smart Office Mon - Fri 9am - 9pm
Sat 9am - 5pm
Sun Closed
1 DAY / 1,800 RSD
1 MONTH / 18,000 RSD
1 DAY / ¥1,956
1 MONTH / ¥19,561
Startit Centar 24 HOUR 1 DAY / 15 EUR
1 WEEK / 50 EUR
1 DAY / ¥1,926
1 WEEK / ¥6,421
WE SHARE Mon - Fri 8am - 8pm
Sat 8am - 3pm
Sun Closed
1 DAY / 25 EUR
1 MONTH / 199 EUR
1 DAY / ¥3,210
1 MONTH / ¥25,554

ベオグラードのコワーキングの相場は1ヶ月あたり2万円前後が多いです。日本と比べるとちょっと割高な印象です。

コワーキングの価格を調べてみても、ユーロで表記されている場所が多く、欧州圏の滞在者向けの価格設定なのでしょう。セルビア人の平均月収からしても値段は高めですね。

土日は休みのスペースも多く、欧州ならではなのでしょうか。

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セルビアでのノマド生活費とおすすめ度は

セルビアの首都ベオグラードの環境や生活費を簡単に計算してみました。

1ヶ月の家賃はピンキリですが、5万円程度〜、食費は外食でも自炊しても1万円くらいで収まりそうですね。

冬のセルビアは気温が氷点下まで下がり、かなり寒くなりますが、光熱費込みのホテルやフラットに住めばとくに気にしなくても良さそうです。

生活スタイルにもよりますが、ちょっときれいめスタイルのノマドでも7万〜10万円+飛行機代で1ヶ月生活できそうです。

渡英の準備はできていますか?

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