海外に滞在するときに心配になるのが食事ではないでしょうか。日本食に欠かせない「ごはん」が恋しくなることもありますが、日本のようにかんたんに炊飯器は手に入りません。今回は海外でもおいしいごはんを炊く方法を紹介していきます。
もくじ
炊飯器で炊く
海外にも炊飯器が売っています。イギリスで安いものだと17ポンド(約2,300円)くらいから購入することができます。。安い炊飯器を買うなら街中の電化製品店、高機能なものや日本製の炊飯器を買うならJohn Lewisなどのデパートのホーム&キッチンコーナーで購入できます。。
電子レンジで炊く
電子レンジでご飯が炊けるグッズも販売されています。ご飯だけでなく、パスタを茹でたり、蒸し料理も作れるようです。ライススチーマーがない場合は、耐熱ボウルでも代用できますが、沸騰してふきこぼれたり、加熱後の容器はかなり熱くなるので、ライススチーマーを使った炊き方がおすすめです。
電子レンジ用ライスクッカーを使う
イギリスでも、赤いライススチーマーが売られています。John Lewisのホーム&キッチンコーナーや、アマゾンで購入することができます。メトレフランセのライススチーマーは日本製で、折り畳みできるので海外旅行にも大活躍です。メトフランセは2合まで炊くことができます。
ライススチーマーの炊き方
- お米を洗い、30分〜1時間水に浸します
- 水を切り、お米1合に対し、150ccの水を加えます
- 中蓋と上蓋をして、電子レンジで9~11分過熱します。
耐熱容器で炊く
耐熱性のガラス容器とラップでもご飯を炊くことができます。ライスクッカー専用の物に比べ吹きこぼれしやすいので入れる量ややけどに注意が必要です。
耐熱容器での炊き方
- 水を切り、耐熱容器にお米と水を入れます。
- 隙間を作って蓋をします。ラップでもOK。
- 600Wで5分レンチンします。
- 沸騰してきたら、200Wで12分レンチンします。
- 蓋をして、5分間蒸らします。
- 軽く混ぜ、蓋をしないで5分置きます。
お鍋で炊く
お鍋でごはんを炊く方法は、炊飯器と比べると火加減を見る手間がありますが、むらし時間を含めてもほとんど変わらない時間で炊きあがります。直火でごはんを炊くと、お米の旨味成分が凝縮されておいしくなります。
お鍋での炊き方
- 鍋に浸水したお米と水を入れます。少々塩も。
- 蓋をした状態で沸騰させて、10分間加熱します。
- 弱火で30分間加熱します。
- 蓋をしたまま、蒸らします。
電子レンジや鍋でごはん炊くときは、浸水しておくとうまくいきます。
- 白米… 30分から1時間
- 玄米… 一晩〜1日
また、ヨーロッパの水道水は硬水です。軟水と比べると硬水はお米に吸収されにくいため、硬水でお米をたくとパサパサしやすくなります。ペットボトルや浄水したお水を使うとおいしく炊くことができます。
レトルトのご飯
海外のスーパーでも、レトルトのご飯が売られています。2分で調理できます。チャーハン味やココナッツ味、ハーブ味などいろいろな種類があります。バスマティ米なので、エスニック料理やカレーにチャレンジするときに使い切りで使うことができますね。
Tildaの作り方
- 電子レンジで調理する
- パウチを優しく揉んで、ご飯の塊をほぐします。
- パウチの角を2cm切ります。
- 800Wで2分加熱します。
- フライパンで炒める
- フライパンに油を少量ひきます。
- フライパンが温まったら、ご飯を入れて3分間炒めます。
スーパーでご飯も売っている
スーパーによっては、Ready Mealsのコーナーに1食分の白米も売っています。写真はWaitroseです。1食分£2と割高ですが、どうしてもすぐにごはんが食べたいときや、旅行中にはいいですね。
海外でごはんが恋しくなりますが、お鍋やボウル一つあれば炊き立てのごはんを食べることができます。炊いたご飯は、冷凍しておけば次回すぐに使えるので日本風の食事には困りません。