もくじ
なぜ1,000時間チャレンジをしようと思ったのか
「なかなか稼げないし、何が悪いのかわからない。気力が上がらないなー。」と思ったときに、アフィリエイターのまなぶろぐさんの「アフィリエイトで努力は報われない話」というエントリーを読んで、妙に納得してしまいました。
「努力するのは当たり前、継続するのも当たり前」で、今まで稼いできた先輩アフィリエイターの作業に費やした時間はまったく想像できません。ときどきサボってる時期もあったので、1年やっているとは言え、1年とカウントして良いとは思えません…。
「1,000時間は最低限の努力指標」とも書いてありました。すでに1,000時間以上の作業をしているはずですが、記録をつけていなかったので、明確な時間はわかりません。また、始めたばかりの頃は、わからないことの方が多く調べている時間の方が多かったでしょう。
いまは、ある程度の知識や、作業効率化やツールにも慣れてきたので、記事を書くこと・SEO対策に純粋に時間を使えるようになってきているはずです。ある程度のベースができて、「作業に1,000時間費やす」ことで、スタートラインにたつくらいにはなるのではないかと思います。
1,000時間は大変だけど、20時間の山なら登れる!
アンダース・エリクソン教授の研究で、『10,000時間の法則』というのが流行っていましたね。そのあと、TEDでジョシュ・カウフマン氏の『20時間の法則』というものがありました。
10,000時間の法則とは、プロフェッショナルになるために必要な時間についての研究です。毎日9時間集中して続けると3年である一定以上のスキルが身につくというお話です。
20時間の法則とは、10,000時間の法則を知ったジョシュ・カウフマン氏がTEDで本当に一定以上のスキルに達するのに10,000時間必要なのかと疑問を説いた有名なTEDです。スキルを細分化すれば、20時間でそこそこのレベルまで達成することできるという内容です。
10,000時間も1,000時間も山頂が見えず怖気付いてしまいそうなほど高い山ですが、20時間ならどんなことができるか、どのくらいの日数がかかるかも数えやすいので、頑張れそうです。
1,000時間=20時間 x 50回
なので、20時間で目標を立てながら作業を進めていくと、50個くらい新しいことを身につけたり、サイトを完成したりなど形に残すことができると思いました。
今までの自分の経験から、20時間でできることは
- 20記事程度のペラサイト+サイトデザインができる
- 内容にもよるけど、10,000字前後の記事を2.5~4時間でデザイン含めて書き終える
→大記事5記事かける - 一般的なビジネス書なら、2~3時間/冊
→6~10冊読み終える - 1カテゴリーの新しい専門分野について調べてまとめる・実用レベルにもっていける
- G線上のアリアをミスタッチなし&楽譜なしで弾けるようになった
→短い曲か、1楽章ならなんとか人に聴かせられるレベルになりそう
1,000時間チャレンジ達成にかかる時間は!?
1,000時間チャレンジでは、1,000時間以上の作業がゴール設定ですが、1,000時間を3ヶ月で達成する人と、1年かかる人ではまったく比べ物になりません。
ヒトは忘れる生き物ですから、短期間で繰り返し反復すること、どうしたら時間を捻出できるか、作業を効率化することができるか試行錯誤するといったストレスも大切でしょう。
ざっと計算して、
1,000 hr ÷ 8 hr / day = 125 day = 4ヶ月
1,000 hr ÷ 6 hr / day = 179 day = 6ヶ月
といったところですね。
わたしの場合、イギリスビザの滞在期間を消費していること、今住んでいる家の更新の関係などがあるので、4ヶ月以内には達成したいところです。
1,000時間チャレンジに必要な準備
1,000時間チャレンジに必要な準備はありません。
「いまの仕事がひと段落してからやろう」、「来月になったらやろう」と考える人はもちろん多いですが、1,000時間チャレンジに必要なことは、思い立った日から始める「行動力」だけです。だって、1,000時間チャレンジでは、毎日6時間も8時間もサボらずに作業をする必要はなくて、3時間の日だってあってもいいわけです。だけど、時間は平等なので、サボった分の挽回が難しくなることもあります。
Smart Countdown Timer (Mac)を使う
Mac アプリの「Smart Countdown Timer」をダウンロードしました。
以前から、作業量か時間をカウントダウンかカウントアップしてくれて、常駐できるアプリを探していました。
「Smart Countdown Timer」は、メニューバーやウィンドウで常駐できるので便利ですね。〇日までみたいな設定はできないようですが、1,000時間でも10,000時間でも設定できるのがシンプルでいいです。
学生時代、国試の勉強でストップウォッチで集中時間を測って、毎日手帳に記録をつけていましたが、集中力が落ちていたり、やる気のでないときってムダに計算してしまいませんか。それでさらに落ち込んだり、何回も繰り返し計算してしまったり。
「Smart Countdown Timer」はいちおう電源おとしても最後の記録が残る設定にもできるので(たまにリセットされるので注意!)、ムダな現実逃避の時間を省くことができます。
Apple Watchのタイマーを使う
「Smart Countdown Timer」を使い始める前は、Apple Watchのタイマーで「30分でこの作業を終わらせる」といった感じに時間を測っていました。めんどくさくて記録はつけていませんでした。
「Smart Countdown Timer」では、複数のタイマーを設定することはできないようなので、数分〜数時間単位で時間を測りたいときはApple Watchのタイマーを併用します。
Apple Watchのタイマーと「Smart Countdown Timer」を使う理由は別ですね。Apple Watchのタイマーでは、期限を設定して一気にやる!ということと、どの作業にどのくらい時間がかかったのか把握するために使っています。
「Smart Countdown Timer」では、全体の時間を把握して、自分の自身に繋げることが目的です。
25〜30分の音楽を用意する
1,000時間チャレンジとはあまり関係ありませんが、ヒトが疲れずに集中を続けるには25分作業をしたら、5分休憩をとるのがいいという「ポモドーロ・テクニック」というのがあります。ポモドーロ・テクニックを管理できるアプリもあります。なるべくシンプルな方がしっくりくるので、集中できる音楽25分と5分程度のまったりする音楽を編集してみました。
記事を書くときのお気に入りは、「ベートーヴェン 月光ソナタ 第三楽章」を3回リピートして、「第一楽章」を1回流して聞いています。
周りの人に1,000時間チャレンジを宣言する
言葉に出して、目標を宣言することは大事なことです。
1,000時間チャレンジを周りの人に宣言することで、自分自身頑張らなければなりませんし、周りも邪魔しちゃいけないと察してくれる人も多いでしょう。
お節介な人だと、「いまどのくらい〜?」など聞いてくれることもあるので、恥ずかしくないように時間を減らすように励めますね。
- 集中していない時間はカウントしない
- いちいち計算しない
1,000時間チャレンジのまとめ(決意編)
現在わたしは、1,000時間チャレンジを思い立ち、ちょうど10時間くらい進んだところなので、1,000時間チャレンジに意味があるのかはわかりません。
アフィリエイトで稼げている人は2ヶ月、3ヶ月ペースで1,000時間以上作業している人ばっかりです。
1,000時間やって、稼げるようになるかはわかりませんが、レベルが上がる、自身がつく、作業量の目安がわかることは確かです。
1,000時間チャレンジで絶対にやってはいけないのは、ダラダラしている時間をカウントすることです。このダラダラしている時間も数えてしまうと、自身はつかないでしょう。
このチャレンジでは、1,000時間後に、1,000時間で作ったものの記録、努力した結果を見える形で残ることが目的です。とくに、先が見えなくて作業が進まない人、努力や継続が苦手な人、自身がない人には良い方法だと思います。