Transferwiseとは
「Transferwise」(トランスファーワイズ)は、海外送金サービスの一つです。海外送金をするには、銀行の海外送金サービスを使う、海外送金に特化したサービスを使う方法があります。
Transferwiseの特徴は、
- 実際の為替レートを使用
- 銀行の送金サービスの8倍安く送金できる
- 送金が早い
なぜ手数料が安くなるの?Transferwiseの送金システムとは
2019年現在、49ヶ国の通貨にTransferwiseで送金することができます。Transferwiseは、各国に銀行口座をもち、海外に送金したい人をマッチングさせて手数料をかけずに送金しているので、手数料を安く抑えることができます。
Transferwiseの送金手数料を比較
Transferwiseで海外送金をする際にかかる費用は、実際の為替レートに準じた金額と、Transferwiseに支払う手数料だけです。
銀行の送金サービスや、海外送金サービスでは、送金手数料の他に、受け取り手数料や銀行独自の為替レートを使う隠しコストがあります。独自の為替レートは、目に見えないコストなので、早く海外送金を済ませたい人にとっては面倒なものです。
Transferwiseと銀行送金にかかる手数料を比較してみました。
送金額 | Transferwise | 銀行送金 |
---|---|---|
10万円 | 689円 | 4854円 |
50万円 | 1,314円 | 5,581円 |
100万円 | 6,323円 | 11,593円 |
2020年5月のレート
Transferwiseの登録方法
Transferwiseの登録はスマホのアプリから簡単にできます。
- Transferwiseのウェブサイトにアクセスします。
- 「Sign up」から登録をします。
- 「Personal」を選択し、メールアドレスと任意のパスワードを登録します。
- 登録したメールアドレスにメールが届きます。メール内のリンクをクリックし、メールアドレスの認証を行い、登録が完了です!
- スマホのAppやウェブサイトからプロフィールを登録します。
日本の住所では登録できないので、イギリスの住所で登録します。
Transferwiseで日本の口座からイギリスの銀行口座へ送金する方法
- 送り先のイギリスの銀行口座を登録します。
- 自分自身
- 他の人
- ビジネス・寄付
- 送金金額を設定します。
- 送金者の個人情報を登録します。
- 身分証明書の確認をします。
- マイナンバーカード
- パスポート、運転免許証
- 国籍の確認をします。
- パスポート、運転免許証などの写真付きの身分証明証を提出します。
- 送金元となる日本の口座情報を登録します。
- 送金の目的を選択します。
- 利用規約に同意します。
- Transferwiseへの入金方法が表示されます。
- 日本の銀行口座から、Transferwiseの三菱東京UFJ銀行の口座へ振込をします。
- アプリやウェブサイトから、送金状況が随時確認できます。
- 登録した日本の住所にアクティベーションコードが送られてきたら、忘れずにウェブサイトからコードの認証を行います。
「Myself」を選択し、受け取る口座(イギリスの口座)の情報を入力します。IBANコードでも、銀行コードでも登録可能です。
3%の手数料が引かれますが、為替レートが変わったときのためにデポジットとして支払われる分です。為替レートが変動した場合にのみ消費され、残りは日本の口座へ戻ってきます。
ここでも、日本の住所では登録できないので、イギリスの住所で登録します。
送金のたびに身分証明証の提出を行い、確認には2,3営業日かかることがあります。
身分証明証の確認が終わると、登録住所にアクティベーションコードが書かれた手紙が送られてきます。
初回で10万円以下の送金は、アクティベーションコードがなくても送金することができます。
海外在住でマイナンバーが手元にない場合は、「NO」を選択し、マイナンバーの認証をスキップすることができます。
日本国籍「Yes」を選択します。
支払い方法を選択します。日本ではクレジット払いに対応していないので、口座振込を選択します。
Pから始まる9桁のリファレンスナンバーを、Transferwiseの口座に振り込む時に、名義人名の後につけて振込します。「氏名 P〇〇〇〇〇〇〇〇」
必ず、Pから始まる9桁のリファレンスナンバーを名義人名の後につけましょう。
リファレンスナンバーで、”誰からの入金か”管理されています。間違って、リファレンスナンバーを付けずに振込をしてしまっても、入金を探すことができるようですが、手間と時間がかかるので注意しましょう。
イギリス時間の金曜日の昼間にTransferwiseに登録し、身分証明証の確認をしましたが、週明けの月曜日には、登録した日本の住所にアクティベーションコードが送られてきました。
Transferwiseを使ってみた感想
日本時間で金曜日の夜、イギリス時間でお昼過ぎに送金手続きをしました。最初、自分で、日本の口座からTransferwiseの口座に入金しなければならないことに気がつかず、送金が遅くなってしまいましたが、Transferwiseの三菱東京UFJ銀行に振込をしてすぐにイギリスの口座に送金されました。
Transferwiseの口座へ振り込むまで順調にいけば、1~2日程度で海外の口座に送金が完了するので、とても早かったです。イギリスでコワーキングスペースの支払いに海外送金が必要だったので、急いでイギリスのMonzo銀行の口座の開設とTransferwiseで海外送金をしてみましたが、勘違いしていなければ翌日にはすべて完了していたので、とても便利です。
手数料も730円しかかからずに送金できたので、かなり安く済んでよかったです。
送金に使う口座情報や、アクティベーションコードの設定も済んでいるので、2回目以降は金額に関わらず数分で海外送金ができちゃいます。
\ 海外送金手数料が安くなる /