海外で宅急便を受け取るとき、「本当に届くのか」、「自分の英語や指定が間違っていなかったのか」など確実に受け取れるのか心配ですよね。日本だったら、宅急便が紛失したり、受け取れないなんてことはまずありません。今回、イギリスのアマゾンで注文した商品が”ロスト”してしまいました。
アマゾンの配達ステータスが「LOST」に…
イギリスのアマゾンでクイックルワイパーを注文したときのことです。
注文してから商品到着までの予定が2週間近くあったのですが、お届け予定日間近になると、どんどん配達予定が遅れて行きます…。注文から3週間くらいたったときに、なんとステータスが「May Lost」となっていました。
アマゾンの注文履歴には「May Lost」の文字が並ぶだけで、再配達しようなどの意識はないようです。
なぜ海外では荷物が届かない?その理由とは
イギリスでは、家に荷物を受け取る人がいない場合、玄関の前や物陰に荷物を置いていったり、隣人に荷物を預けてしまうことがあります。
イギリスAmazonでも、配達住所の設定で玄関先、裏口、ガーデン、ガレージ、隣人に預けるといった詳細を決めることができます。再配達をするという選択肢はないみたいですね。
また、知らない荷物が届いたこともあります。
生活用品もだいたいそろい、しばらくアマゾンで買い物をしていなかったのですが、家に私宛の大きな荷物が届いていました。「なにか買って忘れていたっけ」と思いながら、あけてみると中身には”寝袋”が入っていました。
注文した記憶はないので、アマゾンの購入履歴とクレジットカードの履歴を確認してみましたが、どちらも購入した形跡はなく、しかし住所や氏名は私宛です。
最近注文してまだ届いていないものはボールペンの替え芯くらいなので、中身が間違っているのか、工場などでラベルの貼り間違えがあったのか。
いまだに、寝袋はどうして届いたのかわかりませんが、寝袋を注文した人がいるはずで、その人の注文は「LOST」してしまったことにあります。
「LOST」した荷物の行方と荷物がなくならないための対策
注文商品が届かなかったのは悲しいですが、イギリスではクイックルワイパーですら2,000円近くするので悔しいですね。
数日後、たまたま隣人のご夫婦に会ったときに、「荷物が玄関の前に置きっ放しになっていて盗まれたら危ないから預かっておいたわ」と言われ、無事に注文商品を受け取ることができました。
最近の日本では、ご近所づきあいも疎遠になっていますが、日頃からご近所さんとコミュニケーションをとることが大事です。
また、イギリスにあるアマゾンロッカーを利用する方法は確実に受け取れるので安心できます。
また、フラットメイトの荷物を受け取ろうとしたら、配達員のお兄さんの配達用のスマホの地図アプリが住所とずれていたようで、名前も住所もあっていても、持って帰るお兄さんもいました。イギリスで宅配便の荷物をそのまま置いていくか、再配達として持って帰るかは、配達員の性格によるみたいです。再配達で持ち帰るとしても、とくに不在届などは置いていかないようでした。
コミュニケーション文化なのか、書き置きや、配達員やアマゾンのシステムでも”荷物を最終的にどうしたか”というところまでわかるようにしておいてほしいですね。