海外では定番!?ミセラーウォーターの使い方とメリット

ミセラーウォーターとは

私が初めてミセラーウォーターに出会ったのは、Loftにあったビオデルマの商品でした。スキンケアのステップが洗顔や化粧水が必要ないと紹介されていて、半信半疑でしたが、メイクを落とすのが面倒なときのレスキューとして使っていました。

その後、イギリスに来てから様々なブランドから発売されているミセラーウォーターを見かけ、こっちではスタンダードなスキンケアのようです。海外では、ドラッグストアだけでなくスーパーでも安く購入できます。普段は日焼け止めや石鹸で落とせる軽いメイクが、石灰分の多い水質や温度の影響で残留感が残る感じがしたので、日常的にミセラーウォーターを使うようになりました。

ミセラーウォーターは、フランス発祥のスキンケアブランド「ビオデルマ」を設立したジャン=ノエル・ソレル氏によって開発されました。

精製水、グリセリン(保湿効果)、界面活性剤(クレンジング効果)が含まれています。界面活性剤は水中でミセルという球体を形成し、メイクや日焼け止め、皮脂汚れ、角質などを吸着して落としてくれます。

ミセラーウォーターと役割

ミセラーウォーターが生まれたヨーロッパでは、日本のような軟水は少なく、カルシウムやマグネシウムなどの鉱物を多く含んだ硬水です。硬水は肌のバリアを傷つけ、肌荒れや乾燥、敏感肌の原因になってしまいます。

ミセラーウォーターで洗顔することで、日々の水道水から受ける肌の負担を減らすことができます。

ミセラーウォーターに使われる界面活性剤はマイルドな物なので、クレンジングによる皮脂の取りすぎや、ダブル洗顔での負担を減らすことができます。また、ミセラーウォーターは、アルコールを含まないため肌への刺激や乾燥を減らすことができます。

ミセラーウォーターが使える場面

  • メイク落とし
  • 朝の洗顔
  • シャワー後の保湿

ミセラーウォーターの5つのメリット

  • 洗い流し不要
  • ダブル洗顔不要
  • 角栓・角質の除去
  • 保湿効果
  • ほぼすべての肌タイプに使える

ミセラーウォーターの使い方

ミセラーウォーターは、コットンに含ませて拭き取ります。メイクを落とすときは汚れがコットンに付かなくなるまで、朝の洗顔やリフレッシュのときにはさっと拭き取っています。

濃いメイクを落とすのには向いていないため、クレンジングを使った後、ミセラーウォーターで拭き取りを行います。

ミセラーウォーターを使った感想

私は普段濃いメイクをすることはなく、石鹸で落とせるタイプの化粧品を使っています。最近は、コロナでロックダウンしていたので日焼け止めしか塗っていませんが。

石鹸で落とせるタイプの化粧品や日焼け止めでも、オーガニックのマイルドな石鹸では、落とし切れていないと感じるので2度洗顔をしていました。それすらも、面倒に感じる人間なので、シャワー前にミセラーウォーターを使っています。

ミセラーウォーターを使った後は、肌の角質が柔らかくなった感じと、少しモッチリ感がありますが、化粧品や皮脂の取り残しがあると肌荒れするので、その後にシャワーを浴びています。夜シャワーを浴びたくないときは、ミセラーウォーターで拭き取った後、クリニークの角質除去効果のある拭き取り化粧水を使うとスッキリします。

朝は洗顔をしないで、肌を整えるために軽くミセラーウォーターで拭き取ってから保湿します。

ミセラーウォーターは、ただの水のような見た目ですがメイクや日焼け止めがしっかり落ちています。毎日使っていると気付きませんが、スキンケアをさぼっていたら角質もみえるかもです。

顔を水で洗うのがあまり好きではなく、スキンケアのルーティンにいつも悩んでいましたが、ミセラーウォーターで無理なくスキンケアができるようになりました。ミセラーウォーターを使って良かった点は、乾燥が気にならないこと、クレンジング洗顔や石鹸だけ洗顔と比べると肌荒れが減りました。何より、完璧主義だけどずぼらでも続くので重宝しています。

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