日焼け止めを選ぶときに使える英語

日焼け止めが手放せない季節になってきましたね。旅行先や海外通販で日焼け止めを買うときに使える英語を紹介します。

日焼け、日焼け止めは英語でなんていう?

「日焼け」を表す英語

  • Suntan、Tan
  • Sunbarn
  • Sun Allergies

一般的な日焼けのことを「Suntan」と言います。日焼けすることを「tan」と言います。「Suntan」は肌が赤くなってヒリヒリしたり皮がめくれない日焼けを指します。

I'm tanning.

He had nice holiday with tan.

「Sunbarn」は、皮膚が赤くなりヒリヒリして炎症を起こしている日焼けのことを指します。

I got a sunbarn.

「Sun Allergies」は、太陽光にあたって起きるアレルギー症状を指します。

「日焼け止め」を表す英語

  • Sunscreen
  • Sunblock
  • Sun Protection

「Sunscreen」「Sunblock」「Sun Protection」はどれも日焼け止めを表す英語です。お店で日焼け止めを探すときは、クリームやジェルなどのタイプを付け加えて聴くこともできます。

Do you have Sunscreen for sensitive skins?

I'm looking for Sun protection gel.

日焼けをするものを「Tanning Oil」や「Tanning Lotion」と言います。紫外線から肌を守流効果もあるのでSPFやPAも記載されていますが、焼きたくない人は日焼け止めと間違えないように気をつけましょう。

日焼け止め効果を表す英語

  • SPF (Sun Protection Factor)
  • PA (Protection Grade of UVA)
  • PPD (Persistent Pigment Darkening)
  • Broad-Spectrum(広域スペクトラム)
  • UVA Absorbance

SPFは短期的な日焼け、サンバーンやシミ、そばかすの原因になるUVBのブロック効果を表します。PAは長期的な日焼け、黒くなったりシワの原因となるUVAのブロック効果を表します。

ヨーロッパでは、PAの代わりにPPDという値を使っている場合があります。PPDはUVBをブロックするSPFの値に対するUVAのブロック効果を表します。UVBのブロック効果に対してPPD(UVA)のブロック効果が3分の1以上あることが望ましいとされています。ヨーロッパの日焼け止め製品では、PPD値を製品に書いていることはあまりないですが、UVAのブロック効果が基準値を満たしていると「UVA」のロゴマーク製品に記載されています。

日焼け止めを選ぶ際は、UVAとUVBの両方を防ぐ効果のバランスが大切です。「Broad-Spectrum」は、UVAとUVBの両方を防ぐ効果があるという意味です。

日焼け止め成分以外の効果を表す英語

  • Water Resistant(耐水性)
  • Antioxydant(抗酸化剤)

「Water Resistant」はウォータープルーフを表します。「Antioxydant」は日焼け止めの品質保持やフリーラジカルを除去し効果改善に効果があるとされ、ビタミンE(トコフェロール)などが配合されています。

肌質を表す英語

  • Sensitive Skin(敏感肌)
  • Hypoallergenic(低刺激性)
  • Non-Comedogenic(ノンコメドジェニック、ニキビができにくい)

添加物 Free from...

  • Perfume-free(香料)
  • Fragrance-free(香料)
  • Paraben(防腐剤)

最近では、香料やパラベン無添加の製品が多く発売されています。有害な添加物が配合されていない場合は、「NO 〇〇」「Free 〇〇」と表記されています。

サンゴ礁に優しい日焼け止めとは

2020年からパラオ、2021年からハワイやカリブ海などでサンゴ礁の白化に影響を与える日焼け止めが法律で規制されます。

  • Reef Safe(リーフセーフ)
  • Reef Friendly(リーフフレンドリー)
  • Reef Free(リーフフリー)

サンゴは英語で「Coral」です。サンゴには岩礁を形成する造礁サンゴと,群を作らない非造礁サンゴの2種類に大きく分けられます。海水環境の変化や化学物質の影響によって「白化」が問題になるのは植物プランクトンと共生している造礁サンゴ「Coral Reef(サンゴ礁)」です。「リーフセーフ」な日焼け止めとは、サンゴ礁に優しい物質でできた日焼け止めのことです。

ケミカル、ノンケミカル、リーフセーフな日焼け止め

日焼け止め効果のある成分は、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2つに分けられます。サンゴ礁に優しいリーフセーフな日焼け止めは、このうち「紫外線吸収剤」を含まない日焼け止めを指します。

紫外線吸収剤を表す英語

  • UV Absorber(紫外線吸収剤)
  • Chemical(ケミカル)

紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して熱などの他のエネルギーに変換して日焼け止め効果を表します。紫外線吸収剤は、「UV アブソーバー」や「ケミカル」「ケミカルフィルター」と呼ばれます。

紫外線吸収剤は、効果が高くテクスチャーも良い日焼け止め成分ですが、肌の上で化学反応を起こしているので、肌に負担をかけることもあります。

紫外線散乱剤を表す英語

  • UV Scattering Agent(紫外線散乱剤)
  • Non-Chemical(ノンケミカル)
  • Mineral(ミネラル)

紫外線散乱剤は、酸化チタンや酸化亜鉛などのミネラル成分を使った日焼け止めで、紫外線を反射させることで日焼け止め効果を発揮します。紫外線散乱剤の「ケミカル」に対して「ノンケミカル」とも呼ばれます。

紫外線散乱剤は、鉱物成分がメインとなっているのでテクスチャーが硬めで、白浮きしやすいなどのデメリットがありますが、紫外線吸収剤に比べると肌への負担が少ないので敏感肌の人におすすめです。

リーフセーフ ノンケミカル
紫外線吸収剤 ×
紫外線散乱剤

「リーフセーフ」「ノンケミカル」な日焼け止めと言っても、配合成分にいろいろなパターンがあります。パラオやハワイで規制される紫外線散乱剤の成分は、特にサンゴ礁に与える影響の大きいいくつかの成分だけなので、「リーフセーフ」の製品でも規制対象外の紫外線吸収剤が配合されている場合があります。

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