もくじ
イギリスで不用品を処理する方法
留学やワーホリで帰国するときに、家電や家具などの不用品の処分に困ります。イギリスで不用品を処分する
- 売る
- 人に譲る、チャリティー
- 捨てる
イギリスで不用品を売る方法
SNSで売る
イギリスでも、コミュニティサイトやSNSを使って不用品を売る方法がよく使われています。コミュニティサイトでは、家や仕事を探すことができ、不用品などの売ります・買いますは「クラシファイド(Classified)」と言います。
Gumtreeは、イギリス以外にもポーランド、ドイツ、イタリア、アメリカ、オーストラリア版もあります。ローカルや欧米人を中心に一番使われています。
MixBは、日本人向けのコミュニティサイトで、日本語でやりとりすることができます。日本人向けの中では一番利用者が多い印象です。
FaceBookのコミュニティでもクラシファイドのコミュニティがあります。
- ロンドン掲示板
- イギリス(UK)在住で売ります・あげます・譲りますコミニュティグループ
- London UK buy and sell
- BUY and SELL in London
Facebookでは、日本語のコミュニティや英語のコミュニティがあるので、募集しやすいですが、投稿が多いグループだとすぐに埋もれてしまう点と商品の検索をかけられない点がデメリットです。Mixiでもコミュニティがあるようです。
その他にも、ポータルサイトの英国ニュースダイジェストオンラン版やオークションサイトのeBayで販売することもできます。
リサイクルショップ
リサイクルショップでは、お店に持っていた不用品を「買取」します。リサイクルショップは和製英語で、英語では「Second-Hand Shop Store」と呼ばれます。イギリスでは、チャリティショップの方が主流のようなので、リサイクルショップを見かけることはあまりありませんが、日本人が多く住む西ロンドンのイーリングBell Livingというリサイクルショップがあるようです。
フリーマーケット
イギリスでも、公園や広場で定期的にフリーマーケットが開催されます。フリーマーケットでは、訪れる人が多いため販売チャンスを増やすことができます。
カーブーツセール
かーブーツセールはフリーマーケットの一つで、トランクに載せた商品をフリーマーケット会場でそのまま見せて販売するスタイルです。
ガレージセール
ガレージセールでは、家のガレージやフロントヤードを売り場にします。通行人や掲示板で告知してセールをします。
イギリスで不用品を人に譲る方法
知人に譲る
知人に譲ったり、語学学校やスーパーの掲示板に不用品譲渡のチラシを貼って譲ることができます。お金にはなりませんが、一番シンプルな方法です。
チャリティーショップ
イギリスでは、リサイクルショップよりもチャリティショップが主流です。チャリティショップは、ほとんどのハイストリートで数店舗見かけます。
リサイクルショップと違い、チャリティーショップでは、不用品は「寄付」というかたちになりますが、ホームレスの救済や動物や自然の保護、医療支援などの活動に役立てられるので社会貢献になります。イギリスでは、チャリティーショップは70年以上の歴史があります。
チャリティーショップに寄付するには、お店に直接持って行ったり、街角にある専用のコレクション・ボックスに入れる方法があります。
- OXFAM:世界の貧困問題を支援をする国際協力団体
- Cancer Research UK:王立がん研究基金
- BHF:心疾患・循環器疾患の研究基金 など
イギリスで不用品を捨てる方法
コレクション・ボックス
イギリスでは、ハイストリートの周辺や集合住宅の近くにを見かけます。とくに衣類を回収しているものが多いです。
イギリスでは、街角でコレクション・ボックスを見かけます。とくに衣類の回収をしているものが多いです。コレクション・ボックスに入れると、チャリティーショップで回収・販売され、社会貢献活動に寄付されます。
リサイクル・ボックス
コレクション・ボックスと似て、リサイクル・ボックスも置かれています。家庭でリサイクルを分別して捨てている場合と、分別せずに捨てる場合があります。リサイクルボックスに入れたものは、再資源化されて利用されます。リサイクル・ボックスは集合住宅の近くに多いです。
道端に捨てる
欧米では、他の人が捨てたものでまだ使える物を持ち帰る風習があります。日本では、勝手に捨てたり持ち帰ったりすることは犯罪になる場合もありますが、イギリスでは持ち帰っても問題ありません。
公共スペースや通行の邪魔になるところに捨てるのはどうかと思いますが、道路脇の家の前の塀などに置いている場合などがあります。
一つ目のフラットの近所で折りたたみ椅子が捨てられていて、まだ綺麗だから使えそうと思って見ていたら、その日の夜フラットメイトが持ち帰ってきていました。オーストラリアで生活していたときは、ベッドのマットを拾ってきた知人や、電子レンジが道端に置いてあるのは頻繁に見かけました。
不用品の処理をするときの5つのポイント
綺麗な状態を保つ
もちろんのことですが、綺麗な状態で売りに出した方が売れやすくなります。売る前に洗ったり拭いたりして綺麗にすることも大切です。
写真を載せる
コミュニティサイトやSNSで売る場合は、写真があった方が広告を見てもらえます。傷や汚れがある場合は、その写真も載せた方が買い手が安心します。
箱や取説を取っておく
商品が入っていた箱や説明書があると、お店で売るときに値段がよくなることがあります。個人間で売る場合も、付属品がついていた方がいいと言う人もいるので、なるべく箱や取説はとっておきましょう。箱はかさばるので保管しておくのが大変ですが、箱や緩衝材があれば郵送や渡すときの包装に困らなくなります。
購入時期・使用期間・購入価格を記録する
個人で販売する場合は、購入時期や使用期間や使用回数を把握しておくと、値段をつけるときの参考になります。SNSで売る場合も写真だけよりも、使用状況がわかる情報を載せると買い手が安心できます。
理由を明確にする
とくに引越しのために行うセールを「ムービングセール」と呼びます。理由がわかるため、買い手も安心することができます。